世界文学大系
ハツカネズミと人間
いつだって おまえは
昼に好きな夢 見てるの
もういいって 夢は
叶うものじゃない 知ってる
その目で見ているものは何?
その手に握ってるものは何?
まだ生きてるってうそぶいて
隠すのはもうやめにしてくれよ
もう死んでるってそいつは
もう死んでるってそいつは
おまえに握りつぶされて
呼吸もしてやいないじゃねえか
なんだって おまえは
叶うわけもない 理想に
そうやって 素直に
踊らされている なんでよ
その背に隠したものは何?
その手に触れてるものは何?
まだ終われないって駄々こねて
粘るのはもうやめにしてくれよ
ヘイ死んでるってそいつは!
なあ死んでるってそいつは!
いい加減 てめえの足元が
崩れてるっていうことに気づけよ
baby 二十日鼠と人間
baby 二十日鼠と人間
baby どう足掻いたって
到底 入れ替わったりできないぜ
もう死んでるっておまえも
もう死んでるっておまえも
理想に握りつぶされて
呼吸もしてやいないじゃねえか
呼吸もしてやいないじゃねえか
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